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九州オフィスづくりブログ

オフィスに休憩スペースを設けるメリット

オフィスの新築やリニューアルをきっかけに、社員が休憩できるスペースを整備する企業が増えています。休憩スペースは、単に休憩時間を過ごすためだけの場所ではありません。昼食をとったり、社員同士で会話をしたり、仕事の合間に気分を切り替えたりと、さまざまな用途で活用できる空間です。
一方で、オフィスによっては休憩専用のスペースがなく、社員が自席で昼食をとっているケースもあります。また、休憩スペースを設けていても、執務スペースとの距離が近いため、仕事をしている社員に気を遣って利用しづらくなっていることもあります。

休憩スペースは、レイアウトや設備、運用方法を工夫することで、社員が過ごしやすい場所になるだけでなく、社内コミュニケーションの促進や働きやすい環境づくりにもつながります。
今回は、オフィスに休憩スペースを設けるメリットと、設置する際に考えておきたいポイントについてご紹介します。

オフィスに休憩室を設けるメリット

①社内コミュニケーション活性化につながる

普段の業務では、同じ部署や近くの席で働いている社員とは自然に会話する機会がありますが、部署やフロアが異なる社員とは接点が少なくなりがちです。休憩スペースを設けることで、業務上ではあまり関わることのない社員同士が顔を合わせ、自然に会話できる機会をつくることができます。何気ない会話から新しいアイデアが生まれたり、他部署の状況を知るきっかけになったりすることもあります。部署を越えたコミュニケーションを増やしたい場合にも、休憩スペースは活用しやすい場所です。

②社員の心身の健康を保てる

デスクワークでは長時間同じ姿勢になりやすく、身体への負担が蓄積することがあります。また、集中して業務を続けていると、気持ちを切り替える時間も必要になります。執務スペースとは別に休憩できる場所があれば、席を離れて身体を動かしたり、飲み物を飲みながら一息ついたりすることができます。仕事をする場所と休む場所を分けることで気分を切り替えやすくなり、メリハリをつけて働ける環境づくりにもつながります。

③集中力のアップ

長時間にわたって集中した状態を維持することは難しく、適度に休憩を取りながら仕事を進めることが大切です。しかし、自席しか休める場所がない場合、休憩時間になってもパソコンや書類が目に入り、仕事から気持ちを切り替えにくいことがあります。執務スペースとは別に休憩スペースを設けることで、短時間でも仕事から離れて過ごしやすくなります。休憩後に気持ちを切り替えて業務へ戻れる環境を整えることは、集中して仕事に取り組むためにも重要です。

④求職者や来客へのPR

オフィス環境は、そこで働く社員だけでなく、採用面接で訪れる求職者や取引先などの来客にも見られる場所です。休憩スペースがきれいに整備されていると、社員の働く環境に配慮していることを伝えやすくなります。また、休憩スペースを打ち合わせにも利用できるように設計すれば、社内だけでなく来客対応にも活用できます。内装や家具にもこだわることで、企業の雰囲気や考え方を伝える空間として利用することも可能です。

休憩室の設置を検討する際のポイント

①多目的な利用で投資対効果を最大化

休憩スペースを昼休みだけ利用する場所にしてしまうと、使用される時間が限られてしまいます。そこで、休憩や飲食だけでなく、社内ミーティングや簡単な打ち合わせ、来客対応などにも利用できる空間として計画する方法があります。例えば、移動しやすいテーブルや椅子を採用しておけば、利用人数や目的に応じてレイアウトを変更できます。限られたオフィス面積を有効に使うためにも、計画段階から「どの時間帯に、どのような使い方をするのか」を考えておくことが大切です。

②運用ルールの工夫で快適に利用できる空間にする

休憩スペースは、場所をつくるだけで自然に活用されるとは限りません。利用する社員が気兼ねなく過ごせるように、必要に応じて運用ルールを設けることも重要です。例えば、休憩スペースで仕事をする社員が多くなると、休憩中の社員が会話を控えてしまい、本来の目的で利用しにくくなることがあります。その場合は、昼休みの時間帯は飲食や休憩を優先するなど、利用方法を決めることも一つの方法です。実際の利用状況を確認しながらルールを見直すことで、より使いやすい空間にしていくことができます。

③執務室と雰囲気を変え、境界を明確にする

休憩スペースが執務スペースのすぐ隣にあり、仕事をしている社員の姿が常に見える状態では、休憩していても落ち着かないことがあります。そのため、可能であれば執務スペースから少し離れた場所に配置したり、間仕切りや家具などを利用して視線を適度に遮ったりすることが効果的です。また、床や壁の仕上げ、家具、照明などを執務スペースとは異なる雰囲気にすることで、空間としての違いを分かりやすくすることもできます。仕事をする場所と休む場所の境界をつくることで、気持ちを切り替えやすい休憩スペースになります。

④設備を充実させる

休憩スペースを継続的に利用してもらうためには、社員が実際に使いたいと思える設備を整えることも大切です。例えば、冷蔵庫や電子レンジ、電気ポット、コーヒーマシンなどがあれば、昼食や休憩時に利用しやすくなります。キッチン設備を設けたり、本や雑誌を置いたりするなど、休憩の過ごし方に合わせて設備を検討することもできます。ただし、必要な設備は企業によって異なります。設置する側だけで決めるのではなく、社員へのアンケートなどを通じて希望を確認したうえで検討すると、実際に利用される休憩スペースをつくりやすくなります。

まとめ

休憩スペースは、社員が一息つくための場所としてだけでなく、コミュニケーションや気分転換、打ち合わせなど、さまざまな用途に活用できます。一方で、せっかくスペースを設けても、場所やレイアウト、設備が利用者に合っていなければ、十分に活用されない可能性があります。オフィスの新築やリニューアルに合わせて休憩スペースを設ける場合は、社員がどのように利用するのかを考えながら、レイアウトや内装、家具、設備、運用方法まで含めて計画することが大切です。社員が気軽に利用できる休憩スペースを整えることで、より働きやすいオフィス環境づくりにつなげることができます。

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